2000年後の君たちへ
今から2000年前といえば縄文時代ですね。
その縄文時代が今再注目されているそうです。
縄文時代は一万五千年も続いた比較的穏やかな時代だったそうです。もちろん医療など発達はしておらず病気やけがで亡くなるかたはいまより圧倒的に多かったでしょうが、みんなが協力しなが自然と共に生きていたそうです。
そして縄文時代の人々はオシャレも好きだったそうです。 ヒスイやサメの歯やイノシシの牙きばでできたペンダントとか、赤い漆塗うるしぬりの竪櫛たてぐしやシカ角で作ったカンザシとか、耳に穴あなをあけて土製どせいの大きなピアスをしていたりもした。男性も女性もこうしたアクセサリーを身につけていたようです。
縄文時代はクリエイターにとってもユートピア。お金のことを気にせず、好きなだけ制作せいさくに没頭ぼっとうできたんだから。
そして一番大事なのは自然に対して謙虚けんきょな姿勢しせいでいること。食べ物などの資源しげんは自然からいただくもの。必要な分だけをとる。「足るを知る」ということを大切にしていたようです。
この時代の人口が100万人と今の一億人と同じようにはいかないかもしれないけれどなんだか少し憧れますね。
~まとめ~
- 縄文時代は身分や貧富ひんぷの差がほとんどない平和な時代だった。
- 縄文人は「足るを知る」の精神せいしんで自然に謙虚けんきょに向き合っていた。
- 芸術性げいじゅつせいが高い土器やアクセサリーなども多く生み出された。